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- 書道家 -
鷲尾 佳芳
WASHIO KAHO
6歳より書道を始める。
伊勢神宮奉納書道展や産経国際書展、
その他展覧会に出品。
また、命名書・結婚祝い・看板や、
神棚に飾られる作品も制作し、
時には海外にも作品を輩出。
伝統的な書を基盤とし、若い世代にも親しみやすい、
アート的要素も織り交ぜた作品作りにも挑戦しながら
書の道を歩み続けている。
最近、筆をもって『書』を書いたり、
手書きで文字 を書いていますか?
とても便利な世の中になり、手書き以外の字は、
誰でも同じ字、正しく読める字、綺麗な字になりました。
しかし反面、文章に込めた想いや感情が
伝わりづらく なってしまいました。
その表現できない部分をカバーする為に、
絵文字や新たな言葉が生まれているのではないかと感じています。
例えば、大切なお子さんやお孫さんからメールが来たらもちろん嬉しいでしょう。
しかし手書きの手紙の方がどんな気持ちで書いてくれたのだろうと、
その人を思い浮かべてみたりして、もっと嬉しく・愛おしく なり、
もしかしたらその手紙が、
その方の『一番大切な宝物』になるかもしれません。
そもそも『書』を書く時は、
書いている時の自分の状態や過ごす時間がいつも同じとは限りません。
・何も考えない<無心になる時間>
・自分と向き合う<対話する時間>
・手紙などを書いている人に<想いを馳せる時間>
・自分が納得するものが<書ける時・書けない時>
・集中<出来る時・出来ない時>
等、毎回違った、様々な体験をするかもしれません。
『書』は、携帯やパソコンで文字を打ったり、ペンで書くより、時間がかかります。
その分、どんなに言葉にするのが苦手な人でも、
『想いや感情・心』が伝わる。
それらも一緒に届くものだと思っています。
私は、文字にはその人のエネルギーが込められている、
神聖なものだと感じています。
そして自分の中から湧き出てくる
【見えないもの・無】から、
【見える形・有】を生み出す神秘。
神事にも通じるかもしれません。
神聖な書という認識や、この神聖な書を通じて、
手書きの素晴らしさ・温かさ・ぬくもり・想い・楽しさを伝えたい。
再認識する場でありたい。
そして『書』を書く事で、
表現する、自由に生きる、感性を養う。
そんな第一歩や皆様の刺激になればいいなと思い、
日々、書と向き合っております。
鷲尾 佳芳
パフォーマンス
performance
レッスン
Lesson
作品
the work
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